正式に尾張旭市より組合として認可されました。

申請したまま時間がかかっていましたが、「あさぴい」が正式に無事尾張旭市公平委員会事務局より認可されました。

<許可証>

今までの組合活動と何が違うのかというと、、、今回正式認可されたことにより、市教委や学校管理職は

労使交渉の申し出に対し、断ることができなくなりました。

条文でいうとこれです。

地方公務員法第 55 条

地方公共団体の当局は、登録を受けた職員団体から、職員の給与、勤務時間その 他の勤務条件に関し、及びこれに附帯して、社交的又は厚生的活動を含む適法な活動に 係る事項に関し、適法な交渉の申入れがあつた場合においては、その申入れに応ずべき 地位に立つものとする。

今後は、あさぴいが労使交渉がしたいと言えば、必ず実施しなければなりません。

さてこれからは市交渉は年に一度必ず行うものとし、職場交渉はそれぞれの職場の組合員がしたいといったときにしようかなと考えています。まぁ、それぞれの職場がうまくいっていて、その組合員が満足していれば、あえて職場交渉をする必要もないのかもしれません。(本筋では、どの分科会も交渉をするのがベターなのですが、当組合は低予算のため、、。)

しかし、ハラスメントがあったとか、嫌がらせがあったとか、違法な労働命令をされたとか、何か問題があればすぐに駆けつけますのでご安心くださいませ。一緒に労使交渉をして守っていきます。

<今後の流れ>

各職場でハラスメントや不利益→組合が職場に労使交渉を申込→校長と労使交渉

しかし、経験上、管理職も相手をみてハラスメントや不利益行為(違法残業の強制、部活の無理な押し付け等、、、)をしてくるので、あさぴいに加入することでほとんどそういったこともなくなるんじゃないのかなと思います。予防効果はみなさんが思っているより絶大です。何かあっても、労使交渉の準備の段階(予備交渉と言います)で、管理職側はなんらかの案を出すのではないかと思います。(今までの経験上)

これが一番の組合のメリットなのではないでしょうか。

あと、今後ですね、教員評価シートの査定と昇給が結びつけられていく方向性にあるのをみなさんは知っていますか?不当にD判定を喰らえば、昇給が0.5とかになりかねないのです。

愛知県はまだ採用していませんが、実は日本全国レベルでいうと、すでに教員評価と昇給が結びつけられている県も少なくありません。

仮に馬が合わない管理職に、D査定を食らって0.5の昇給になったら、みなさんどうしますか?

生涯賃金でいうと、何十万、何百万単位で損失を被るはずです。

そういった自体にならないためにも、組合に加入し、予防することが楽なのかなと思います。

不当な人事評価に対してどう対応していくのか、というのは今後の組合のテーマとなっていくように考えています。

はたして大手組合が、管理職からの不当な人事に対応してくれるのでしょうか。

<参考ファイル>

人事評価システムの取組状況