市内で職場交渉(話し合い形式)が行われました

  • 2021年5月20日
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あさぴいが、尾張旭市内で職場交渉(話し合い形式)を行いました。

先方の希望により綿密な職場交渉ではなく、「話し合い」形式で行いました。(次は、正式な交渉レベルでお願いしようと思ってます。)

一つの学校が良くなっていくとそれが尾張旭市中に広がっていきます。

今は4月の勤怠表の取得を申し込んでいる最中なので、今後も職場の改善がどうなっていくのかトレースすることができます。

果たして今後、全職員が45時間の在校時間を守ることができるような職場に変容できるかどうか。

大いに期待をしています。

そして、その45時間の在校時間を折り返し地点として、労働基準法の労働時間(原則残業禁止)を守ることのできる職場になるかどうか。

最終的には残業ゼロを達成しないといけません。僕らはそういう契約の元、働いてます。

「教職員が勝手に残業している」という言葉遊びで逃げられるわけではなく、包括的な職務命令下の残業であるか(「鳥居裁判」、「黙示の残業命令」を参照)という点でジャッジされることを、管理職の先生のみならず私たち教職員も覚えておくといいと思います。命令をしていないけど勝手に仕事をしたという手法は、ブラック企業のやり口と同じで、許されることではありません。しかもそれが恒常的になっています。みなさんが学校運営を回すために、夜遅くまで行った校務分掌の仕事や学年事務も、「勝手にやった。職員に問題がある。」と言って切り捨て、未だに逃げ続けている校長が大半なのです。こんなずさんな労務管理ありえますか??

基本的に労務管理は管理職サイドの責務で、労働者の問題ではありません。能力差、個人差関係なく、勤務時間以上の労働を与えることは許されません。それを整えるのは、管理職や市教委の使命であり、労働者側の問題ではありません。

今回の話し合いにより、残業の精査が行われ、より積極的な業務削減や改善が進んでいくはずだと思います。そうでなければ、45時間の在校時間は実現できませんので。

今後を見届けていきましょう。数ヶ月後の勤怠表にて、実績が出るはずです。

 

PS私たち教職員も、45時間の在校時間を遵守するために合理的な仕事のあり方を追求し、管理職の先生方に協力をしないといけません。