市交渉結果(R4年度2回目)–次回は教育長も参加!?–

2月10日、尾張旭市市役所にて、あさぴいと市教委の市交渉が行われました。あさぴいからは、5名が参加しました。

1、自主研の論文や研修は任意であるということを再確認しました。ここ3年くらいこの論点においては、あさぴいが任意であることを広めているので市内でも理解は定着してきているのかなとは思います。しかし、結局若手が忖度し論文をいやいや書いているのでは、、と推測されますが、市教委からも任意であると何度も回答をいただいている以上、論文作成・自主研修の類はもう自己責任かと思われます。書きたくなかったら、書かないでください。

退職校長の再雇用先の上位ランクが教育研究員です。彼らに論文の指導力があるとは思えませんがこの市内の無意味な論文作業がなくなると、教育研究員を設置する理由がなくなってしまいます。よって、まぁ論文を書くのであれば、「おれの休日を潰して書く忖度論文によって、教育研究員は雇用維持されているんだぞ、このやろー!!」と呟きながら、論文作成をしてみて下さい。笑

もしくは、「川沿いに行って、ゴミを拾う感覚で教育論文を書く」というマインドセットが一番いいのかもしれません。あなたの論文作成によって雇用が生まれるということは、人助けしているわけです。よかった、よかった。

さて、あなたがどれだけ張り切って教育実践論文をでっち上げて書いても、学術的な価値はありません。はっきりといいます。あなたの論文はゴミです。

ゴミでなければ、全国の教育論文が読まれ、それを参考にしながら教育実践されていくはずです。しかし、そういう話は一切ききません。また、冊子になって、論文は各職場に回覧されたりもしますが、論文冊子が読まれている形跡がまずありません。折り目すらつかないまま、回覧されていきます。笑

論文は、誰も読まないし、話題にもしない。

そのくせ論文を潰そうと提案すると、「教育力向上のために必要だ!!」とか言うんですから、もはや論文活動はゾンビ化しています。

2、学校訪問の指導案作成・特設が復活する。

この件は、みなさんにとって良くない話です。コロナで中止されていた愛日地区の学校訪問が復活します。学校訪問は二種類あります。

・市教委主導の学校訪問

・愛日地区主導の学校訪問

市教委主導の学校訪問は今後も、指導案作成はありません。しかし、愛日地区主導の学校訪問の場合は、各学校が冊子にして、指導案集をつくり、尾張教育事務所から来る人たちにみてもらうという茶番事が復活します。あと特設も。

無くしてくれと組合は強く要望をしています。

どうやらこの愛日地区主導の学校訪問のやり方については、ジムキョーという組織で決めているようです。このジムキョーは尾張教育事務所のことではありません。ジムキョーというのは愛日地区の教育長と教育委員が出席する会議であり、そこで学校訪問についての詳細が決まっていくみたいです。そこで、たとえば、指導案例集に従って書くだとか、そういう無意味な作法を踏襲することを確認します。

こんなジムキョーなんていう任意団体が教員の違法残業の温床になる指導案作成を強要させている実態、どれだけの現場教師が知っているのでしょうか。

学校という現場は狂っています。校長会も中体連も「任意団体」です。勝手につくった団体が勝手に仕事を増やしつづけます。そこに変革を求めても、任意団体だから難しいといいます。

こんな理屈がいつまでも通るわけはないと思います。

少なくとも、教育長はジムキョーに参加しているわけであり、教育長は尾張旭市内の教職員の労務管理の最終責任を負っているのですから、今後教育長に強く要望していきたいと思っています。次の市交渉ですが、ぜひ教育長もご参加いただけたらと思います。最終責任者としての意見をぜひ、おきかせください。ジムキョーのやり方を放置するということは、教育長の違法残業の放置と同義です。本件、どのようにご対応されますか。

というわけで、第3回目の市交渉は教育長も参加していただけるよう、お願いしたいと思います。

学校の管理職は、元学校の先生は無理だと個人的には思っています。学校事務職員か、市役所の行政職の人が校長になった方がいいと思うのです「法規を確認して実務にあたる」という作業が学校の先生出身の人たちは致命的にできません。彼らは学閥体制を維持しながら、内輪で校長職利権を回していくだけです。自分としては行政畑出身の教育長から話を伺いたいというのは、嘘ではなく本当なのはこのブログの読者ならご承知だと思います。

ここ2年で、現場の人2名が命を落としました。二人とも、在校時間を違法レベルでオーバーしていた状況が続いていました。校長には、職員に対し、安全配慮義務があるはずです。そろそろ、真剣に違法残業を放置し続けている校長職について考えていきませんか。校長職は利権の職ではないのですよ。