河村市長も言うように、名古屋市では学閥の問題も根強いです。しかし、愛知県の大村市長に関しては、愛知県に関しては金品の受領はなかったとこの話題を終わらせ、その他に関しては「だんまり」で逃げています。学閥についてはあるもないも何も言及してません。ちなみに、愛知県では、過去学閥による支配を抗議する請願を出されていますが、これも愛知県の教育長が却下しています。教育長も学閥の人間だったりで、学閥を知らないはずはないのに、嘘を平気で突き通しています。
そんなはずはありません。学閥の支配は根強く、今の50代以上の学閥外の教員は、この学閥システムに関し、批判的な態度をとっています。それは学閥外だけでなく同じ愛知教育大学の教員もそう思ってます。現場で学閥による支配に関し、絶望感や恨みを感じる先生も多かった。特に他の国公立大や優秀な私大を出られた先生は、「傍流」という学閥外の人間というレッテルを貼られ、出世はできなかったのです。
尾張旭市も、管理指導主事が人事案を作るのですが、「ずっと愛知教育大学の学閥の人間」が作っています。最近は指導主事や管理職は学閥の人間を減らしてはいますが、基本的に学閥組は強いです。この学閥外の教友会という詐欺のような組織も、学閥システムをより複雑にし、おかしくしてしまったのだと思います。
教友会は単なる利権組織に過ぎません。新人が愛知県に赴任すると、学閥外の人間の場合、「教師の勉強会があるから入らない?」と話を持ちかけられます。これは教師の勉強会ではなく、利権組織です。そうやって、資金を集め、どこかに上納するのかはわかりませんが、新人の教員を騙して加入させていった組織です。愛知県広く組織化されていて大きな組織になっていますが、利権活動として、組織化されているにすぎません。
学閥の同窓会もそうです。愛知教育大学出身であれば、「愛教大の同窓会に入らない?みんな入ってるよ」と言われ、あー同窓会ならっていう感じで加入します。これが後々の利権組織であると教えられません。最も愛知県は学閥による支配が有名なので、学閥組はみーんな知っているんですけどね。ここで、「同窓会?あ、そんなダサいもの入んないっす。」と言えば、異端児に認定され、出世ルートは絶たれます。本当は全く関係ないのにね。
ちなみに大手の労働組合もそうです。これは、利権組織です。だから、組合に労働問題を持って行っても、何一つ解決してくれません。それは、校長に上がっていくための、利権組織だからです。
さて、名古屋市市教育委員会は今回学閥を認めました。学閥自体はどこにでもある。と回答したそうです。どこにでもというのは、勿論他の愛知県でもという意味です。
実は私たちあさぴいは、非公式に尾張旭市内の教頭・校長・指導主事と話すと、学閥の存在を認める人の方が圧倒的に多いです。その後、言うことは同じです。「前ほど強くなくなってきた。今後は薄くなっていくと思う。」(今後のことは、わかりませんが、学閥が主流を握っていくのではと個人的には思っています。)しかし、まぁ当のご本人は甘い汁を吸ってるわけですよ笑私は学閥なので、校長辞めますなんて人は見たことありません。
そして、市教委や各学校の管理職の正式回答としては、「学閥問題は存在していない」というバカみたいな回答をしてきます。昔、組合の人間が県の人事委員会に措置要求を行った際、尾張旭市教委はその回答を作りましたが、学閥は問題に関しては認めず、回答を逃げています。その時の記録も残っています。インチキもいいところですよ。
こうやってインチキな内輪人事でポストを得てきた人間は反省すべきだとは思います。しかし、実際は全く反省もせず、市費で退職校長専用の天下り先に再雇用して、のんびりと定年後も過ごしてきます。私たちの税金の使い道がこんなことに使われているのです。