市内全体で不正打刻が横行していることが判明しました。

  • 2024年7月13日
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勤怠システム上、土曜日日曜日に出勤した際は、「特」を押さなければならないということを皆さん知っていますか?

市内の先生が土日に出勤しても、特を押していないことは非常に多いと思います。理由としては、

1、まず、そもそも土日出勤時に「特」を押すシステムを教職員が知らなかった。

2、「特」システムを知っていても、土日出勤を隠すために、教職員自ら「特」を押さず業務にあたった。

と2点挙げられるでしょう。

土日出勤時に「特」を押すことは、校長が職員にしっかりと伝えるべき事項であって、それを怠った管理職は、勤怠を正しく管理(労務管理)することを放棄しており、「公立学校の教育職員の業務量の適切な管理その他教育職員の服務を監督する教育委員会が教育職員の健康及び福祉の確保を図るために講ずべき措置に関する指針」に反します。これはとても大きな話で、文科省の通知する「適切な業務量の管理」を行なっていなかったことになります。市教委から4月の校長会で「適切な業務量の管理」をするように、勤怠システムについて説明を受けているはずですが、ガン無視しています。今調査中ですが、4校のうち2校はこの「特」システムを伝えていませんでした。杜撰もいいところです。

私たち組合は情報公開請求で毎年の勤怠時間を市内全学校分取得しています。よって、どの学校がブラックなのか熟知しています。しかし、その取得してきた勤怠時間は「土日労働分を計上できていなかった」という、労働者を馬鹿にした、杜撰極まる集計時間だったわけです。

今後、市教委や該当校長に関しこの件を追及していこうと思います。杜撰な手続きをしていた校長は、数年間遡った上での労働時間の再計算が必要になってくると思います。具体的に言えば、「特」を押していなかった教職員に対し聞き取り調査を行い、勤怠を再計上して市教委にデータを出し直すことが必要なのではないでしょうか。この件も引き続き、WEBにアップしていこうと思います。

さて、先ほどの

2、「特」システムを知っていても、土日出勤を隠すために、教職員自ら「特」を押さず業務にあたった。

に関してです。この件に関しては、校長は土日出勤している実態を知らないはずはありません。教職員が土日出勤をしているのにも関わらず、放置していることが確定しているので、労働基準法・労働安全衛生法違反として、責任追及していこうかと思います。これは「悪徳校長」認定もののやばさであり、罰則ものです。私たち組合はそんな悪徳校長を許すことはできません。

また、よく多いパターンとして、校長になりたいマンの「教務主任」、「校務主任」が学校に来て、「特」を押さずに自ら進んで違法残業をやっているパターンです。そんなことまでしなくてもいいのにと思いますが、それも違法です。そんな人たちに学校を引っ張っていって欲しくないので、しっかりと勤怠ルールを守った上で、勤務をしてください。これは、強制です。「在校時間」という学校に在籍した時間の集計なので、有無言わず、計上せねばなりません。

市内にはタイムレコーダーを押さずに隠れ残業をしていた某教頭がいまして、、指導されていました。ちょっと前の話です。こんな管理職不適格な人もいるのですね。びっくりです。