市内でセクハラ事件が起きました

  • 2025年7月16日
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衝撃的な内容でした。あまり触れたくもないのですが、細かなところまで追求する我らがあさぴいもこの件に関して触れないというのもおかしいじゃんとなるので、ざっと状況をまとめ、見解を述べようと思います。愛知県教育委員会のHPではこう載ってます。

今回の件、ずっと心配していたのですが、全貌の真相が分かってきてがっかりしました。いや、本当に心配していたのですよ。人生、やり直しが効くというのは、20代、30代の話です。40代後半はもうやり直しなんていうものは効きません。甘えは捨てて、現実を見つめていってもらいたい。市内全ての教職員は不祥事を起こした者の管理職としての復帰は望んではいません。それは地域住民も同じであり、管理職としての復帰は誰もが心情的に許さないと思います。制度的には可能であっても、今回のことで巻き込まれた教職員及び地域住民の感情を納得させることはできないだろうと思います。

ヒラ教員に戻り、小さいことからコツコツと丁寧に現場教員や地域住民の信頼を勝ち得ていって欲しいと願います。もちろんそれは簡単なことではないですし、プライドも捨てなければなりません。だけど、それはそういう人生でいいのです。降格したとしてもヒラ教員に戻るだけで、公務員という甘えた環境下で庇護されており、もっと困っている大人はごまんといるはずです。それでもありがたいと感謝し、生きていくことが肝心です。

はっきり申し上げて不愉快です。40代というのは私たちと同年代であり、いわば私たちを「代表」して管理職に上がっていくわけです。管理職のレースなんてインチキです。どれだけ早くに教務主任の前職である校務主任に校長から推薦してもらえるかだけの話です。愛知県はポストの公募はされてないので、密室でだれが出世するのか決められます。決してこの教頭が別格に優秀であったかというとそうではない。他にも優秀な人材はいくらでもいます。

尾張旭市の校長の椅子は限られており12個です(行政職にも少しありますが)。すなわち、今回のような教頭が出世するということは、言ってみれば私(笑)たちのような優秀な教員たちが、出世できなくなるということを意味します。管理職としてやれる能力があるのに、声がかからずにヒラで終える教員は数多くみてきましたし、私たちもそうなります。もう40代の出世レースは終わっており、相変わらずのお友達人事によってポストは殆ど決まってしまっています。(校務ー教務ー教頭ー校長と上がるだけなので、椅子を計算すればわかります。)今回の彼のように若くして推薦をもらえるという厚遇される人間がでてこれば、必然的に他の人間が冷飯を食わされるわけです。そういうマクロな視点から人間模様を理解していれば、謙虚になりませんか??

あと少しで若くして校長だと、天狗になっていたのではないのか。被害者だけでなく、応援してくれていた全ての教職員に対し、謝罪が必要であると思います。今回の事件は、学閥を中心とした密室人事で何もかもが決まっていくことの弊害であり、組合としては「ポストの公募化」を要望していきます。