ブルシットジョブとは無駄な仕事なことで、過去こちらに記事を書いています。こういった無駄な仕事は、校長が率先して減らしていかなければなりません。しかしですね、残念ながら校長がそのブルシットジョブを作り出していることが多々あってですね、、。個人的には無駄な仕事を増やす校長というのは、もはや害悪そのもので、老害ではないのかと思うこともあるわけです。
今の校長の半分はFラン校長だと言われています。今回紹介する校長がFランかどうかは知りませんが、賢くはないのでしょうか。「尾張旭市内で働く教職員の負担を減らしてあげたい」という気持ちはないのでしょうか。私が校長であれば、無駄なブルシットジョブはなくそうとします。ましてや、ブルシットジョブを作り出すことはしません。
今回紹介するのは校長が作り出すブルシットジョブの一例です。
尾張旭市内の小中学校では各学校に「生徒指導主任」という分掌が設置されています。いじめや不登校に対して書類をまとめたり、市教委に出向いて意見を交換したりする出張もある分掌です。
本年度から、なんやら、「相手の名前を言って指導するという取り組み」をビルドしました。(これだけ業務削減が叫ばれているのに、、)相手の名前を言ってから、指導すると効果的だというわけです。コミュニケーションスキルの一つとしてのアイデアを皆に紹介する程度であればそれを否定しませんが、それを半ば強制的に市内小中学校に広めようとしています。今年の夏休み頃でしょうか。なんかよくわからない、子どもの名前を呼んでいるのかというアンケートがあったと思います。その時も「なんでこんな意味のないことをするのだろうか。」と思っていたのですが、再度無駄なアンケートが降ってきました。
全国のあさぴいファンの皆さん、このアンケートを見てどう思いますか?これは一応、公費の活動です。

子どもたちを「名前で呼ぶ」できましたか?アンケートというものらしいです。
このアンケートのダメなところは、
1、生徒指導主任が教員の人数分を刷って、自分の学校の全ての教員にやってもらうという無駄な仕事が生じる件(頭を下げて、「あーすみません、このよくわからないアンケートをやってください」と配布)
2、生徒指導主任がこの無駄なアンケートを集計しないといけないという件(「あーめんどくさ、〇〇(校長の名前)が集計しろよ!」とぶつくさ言いながら集計)
3、市内全小中学校職員がこの無駄な生徒指導ごっこに強制的に付き合わされるという問題(「こんなんで生徒指導が収まるほど、単純じゃねーっつーの!怒」)
といったところが本音です。
最後は「この活動を考案した校長」に渡すそうです。尾張旭市では生徒指導主任になると、こんな訳のわからない「校長の私的な」生徒指導ごっこに付き合わされます。そもそもですね、名前を言うことで生徒指導が収まるのであれば、そんな簡単なことはないわけです。あくまでコミュニケーションスキルの一つに過ぎなく、市内全体にアンケートをとって広めていく程度のものでもありません。もし明確な効果があるのであれば、そういった学術的な論文やらなにから見せて頂きたい。はっきりとした論拠を示して頂きたいですが、どうですかね。
ないですよね、、。どうですか?当該校長さん。
市内の忙しい全教員を巻き込むほどのエビデンスはあるんですか?
今回、大風呂敷を広げた訳じゃないですか。仮にそういった論拠があるのであれば、市教委や生徒指導主任達に最初に伝えるべきではなかったのか。もっと言えば、市内全小中学校の教員の同意を得ながら、こういった活動をするべきだったのではないでしょうか。
さて、もしかしたらこの校長が正しい可能性もあります。私たちがこの活動の深淵をまだ理解していないだけで、アンケート回収後、ものすごい業績を出してくるのかもしれませんよ笑このアンケートは素晴らしかった、こんなすごい活動だったのかと驚愕するのかもしれません笑
さぁ、市内小中学校の教職員に皆さん、今後この校長が生徒指導主任達に集計させたアンケートを元に、どのような素晴らしいアウトプットを出してくるのか、楽しみに待ちましょう。私たちはこの校長のブルシットジョブに付き合ってやったわけです。私たちを納得させるだけの、大業績を出してくれるはずですよ。笑
偉大な校長なのか、無能なポエマー校長なのか、今後の動向を見守りましょう。仮に立派な出来高が伴わなければ、生徒指導主任達も「ポエマー校長かよ笑。くすくす笑」と、次の会議で呟きましょう。笑
個人的にはこういったスキルを全否定はしませんが、単なるホストやキャバ嬢の接客レベルのテクニックかなって気がします。わざわざドヤって、生徒指導主任に命じて、アンケートをとって広めていくレベルのものではないのかなと。校長が生徒指導関係のトップに任命されたとしたら、「どのように生徒指導関係をスリム化・合理化できるのか」といった視点で仕事をするべきではないでしょうか。そもそも生徒指導というのは「躾の範疇」の仕事であり、どのように保護者に躾を返していくのかといった視点で生徒指導のフレームワークを再構築していくと職員の負担も減ると思うのです。これは、市内の全職員が望んでいることであり、高度で創造的な仕事なはずです。こういった仕事が本来、校長レベルの素晴らしい仕事です。今回のアンケートのような次元の低い仕事が校長の仕事ではないはずです。校長として相応しい、レベルの高い仕事をしていって欲しいなと願います。あまりのレベルの低さにがっかりしました。