アレルギー対応給食にきちんと対応しろと、ここ10年くらいで強く言われるようになりました。文科省もアレルギー対応給食に対応しろとごちゃごちゃ言い出したので、面倒くさくなりました。またいつもの理想論を上げ、結局は学校に丸投げ状態です。
教員は、問題児の指導をしながら、給食の準備をしたりと、あらゆることが並行的に起こります。単純に給食準備だけで済む話ではなく、バタついたクラスであれば、全てを完璧にこなすことは難しい。
アレルギー対応給食に関しては、「学校給食における食物アレルギー対応指針」というものが出ているのでそちらをご覧ください。
そしてですね、近年の訴訟を見てみると、食事の面倒をみる人が負ける裁判ばかりです。
1、担任の先生が徹底的に責任追求される
2、組織でどうだったかという点も追求されるがアレルギー対応の体制はおおかたできあがっているので、組織的には問題なく、やっぱり担任の先生が徹底的に追求される
3、場合によっては、刑法上の業務上過失障害罪に問われる(死亡すれば業務上過失致死)
4、担任の安全配慮義務違反を問うことが容易なので、即裁判になりやすい。(いじめの場合は、立証する必要があるが、アレルギーの誤食の場合は立証もなく、担任のミスをそのまま責任追求できる)
5、栄養教諭、養護教諭、管理職が責任を追求されることは少なく、ほとんど担任がフルボッコにされる
幸い公務員なので、損害賠償は自治体が負ってくれそうですが、刑法上の責任は追及されれば負う可能性もあります。何十万という罰金を負ったり、場合によっては有罪に、、。
色々見ていくとヤバイですよ。笑
例えば、そばアレルギーの訴訟です。
1、そばアレルギーのことを担任に伝えていた。
2、五目そばが給食にでたので、担任は食べちゃいけないよと伝えた。
3、食べれるっしょ!と子供が判断して勝手に食べた
4、口の周りが赤くなったので、母に電話したらそのまま帰してといわれたので、そのまま1人で帰した。
5、家に到着後、強度の喘息発作が起き、死亡した
6、父母が訴える
7、学校は1500万の損害賠償を父母に払う
と、まぁ、アレルギーの誤食が起これば、まぁ大抵学校側は負けちゃう感じです。担任の安全配慮義務違反が一方的に問われます。
保育園・幼稚園、福祉施設、老人施設でも、消費者寄りの判例ばかりなので、食事の援助に関しては、関わるな!!と声を大にしていいたいですが、文科省がいつもの大風呂敷を広げて、「お母さん、学校はなんでもやりますよー」状態なので、まぁ、いつもの最悪な結果です。
文科は大切なのは安全性が担保されることだと主張します。そりゃ当然です。人の命がかかってますから。個人的には1箇所に、アレルギー対応食の児童を集めて、そこで食べされたらいいのにと思います。一番安全で、確実です。
しかし、文科は、他の児童生徒と同じように給食時間を過ごすべき、、と安全性と矛盾したダブルスタンダードを言ってるのでありました。こういうところが本当にクソです。いつもそう。文科は。アレルギー児童が、他の子供と楽しく食事をしたら、危ないじゃん!!飛沫が飛んでくるかもしれないし。隔離が一番安全なのは間違いないでしょう。なぜ、同じように教室で食べろというのか。誤食する可能性を残しながら、何かあれば担任に責任をなすり付ければいいと思ってます。根幹の設計がクソなのです。

まとめ
アレルギー対応者を1箇所に集めて、栄養教諭や管理職や4役がみれば済む話だが、なぜこんな訳わからんシステムにしてるのかといえば、子どものみんなと食べたいという気持ちを尊重したからである。それ故アレルギー対応の子は、教室の隅っこに行って食べたり、教師の前で食べたりしている。なぜなら、危ないからである(そもそも矛盾していることをさせている)。
そして、何かあったら全て担任のせいで、教師の安全配慮義務違反が追求され、フルボッコで、場合によっては業務上過失障害、業務上過失致死。
これ、誰得ですか。やばいですよね。
だから、組合としては、教員のリスクを減らすことのできるアレルギー対応を学校、市教委に求めていきたいと思います。
ただ、厳密に文章を読めば、「食物アレルギーを有する児童生徒であっても、他の児童生徒と同じように給食時間や学校生活を過ごせるようにします。」という意味は、別に隔離してはダメだと言っているわけではないので、隔離して、空き教室で確認して食べてもいい気もしますが。同じ空間にいろとまでは言っていないですよね。